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歌幡メイジ



眠りの森の奥の奥
棺を舟に流されて
どこかの夢の端っこで
ひとりの少女は眠っていました。
名前はメイジ。
おとぎ話がだいすきで
紅茶の香りにほっとする
やわらかい魔女。
メイジが眠っているあいだ
小さなフリルはずっとそばにいました。
炎のあたまを青にゆらし
ころりと桃色に染め
メイジの気配をまねては
ぱちんと揺れて知らせてくれる。
ああ、目覚めの気配がしたよ。
棺のふたが、そろり、そろり。
夢にいたはずの少女は
まぶたをあけてもまだ夢の途中。
この世界の風よりも
夢のほうが少し好き。
だからメイジは気まぐれで
ひらりと笑っては
ふわりと黙ってしまう。
紅茶をいれて
フリルとおしゃべりをして
またどこかへ歩き出す。
現実よりも軽やかに。
その声は、
眠りの森が置いていった夢の香りそのもの。
しなやかに弾むけれど、少しの甘さは残しておく。
――これは、
夢をひとしずく髪にかけた
眠りから戻った魔女のおはなし。
歌えば世界がひらくように
今日もゆるりと不思議を運ぶ。
name Gahata Meiji
height 170
birth 8/8
age 16?

VOICE COLOR

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